ピエクレックスは、真のサステナブルファッション社会の実現を目指す循環インフラ「P-FACTS」を推進しています。この取り組みにより、アパレル製品を地域で使用し地域で再利用する“地着地消地循”の実現を目指します。
「P-FACTS」(PIECLEX FAbrics Composting Technology Solution)は、ピエクレックス社が主導し、植物由来のポリ乳酸を原料とした素材である「電気の繊維」ピエクレックスを使用したアパレル製品や繊維製品を回収し、農業や林業での利活用を目的とする堆肥化までを、パートナー企業、自治体、福祉施設、学校法人等、多くのステークホルダーと連携・共創し構築した、透明性高い循環インフラです。
村田製作所の“でんき”、帝人フロンティアの“せんい”、それぞれが得意とする技術分野を融合して生まれた会社の名前であり、繊維の名前です。ピエクレックスは、繊維が動くことで微弱な電気を発生させ、抗菌効果を発揮します。
※抗菌効果とは、菌の増殖を抑える効果のことです
※使用状況により効果は変わります
ピエクレックスの抗菌効果は、抗菌剤の塗布ではなく繊維自体の抗菌性によるものですので、安心してご使用いただけるとともに、洗濯を何度行っても効果が持続しますので、長く使っていただけます。
ピエクレックスの原料であるポリ乳酸は、トウモロコシやサトウキビなどでできた植物由来のバイオプラスチックで、自然界のCO2を吸収していた素材といえます。また、微生物によって分解される生分解性※を有しており、焼却することなく自然循環が可能です。
※生分解性は、国際規格であるISO 14855-1(JIS K 6953-1)規格に準拠しています。
※生分解性とは、一定の条件下で水とCO2に分解される性質を指します。
生分解性の素材は他にもありますが、実は単に土壌に埋めておいても2〜3年ではほとんど分解しません。
そのため、適切な堆肥化処理(コンポスト化)が必要です。
ピエクレックスは素材メーカーとして、長く使いたくなる製品提供にとどまらず、資源を本当に循環させるための仕組みまで構築することこそ責任であると考えました。そこで、当社製品を用いた各種繊維製品の堆肥化を実現するため、アパレルメーカーとの協力により「堆肥化できる素材で構成された製品づくり」を進めるとともに、「繊維製品の回収」、「分別」、「堆肥化」、そして「農業や林業での堆肥利用」に至るまでの透明性の高いインフラ構築を多くのパートナーの皆様と協力し推進しています。
使い終わった制服、余ってしまったノベルティから生まれた堆肥を貴社の緑化活動に活用することもできます。
ピエクレックスは、環境に配慮した制服やユニフォーム、イベント用Tシャツなど企業様・事業部様のオリジナルウェアやノベルティ制作を承れます。また、誰もが気軽に参加できるP-FACTSへのご参画を通して、さらに一歩踏み込んだ循環型社会への貢献も可能です。
まずは貴社のご状況やお困りごとをお聞かせください。ご一緒できる取り組みや、貴社に最適な取り組みについてご提案させていただきます。
毎年制作している制服やプロジェクトTシャツ、ノベルティをピエクレックスに変えることを検討したい。
ピエクレックスを使ってどんなことができそうか一度話を聞いてみたい。
ピエクレックスやP-FACTSの取り組みについて詳しく知りたい。