TECHNOLOGY

電気を生み出すメカニズム

ピエクレックスの原料である植物由来のポリ乳酸は、応力を加えると圧電効果により電気を発生します。
圧電効果とは、特定の物質に圧力が加わることで電圧が生じる現象のことです。ピエクレックスは、このポリ乳酸が持つ圧電性を活用し、繊維が動く際に「圧電効果」が生じることで電気を生み出します。

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ピエクレックスの抗菌効果

メカニズム イメージ

メカニズム

ピエクレックスに力がかかるたび圧電効果により発生した電界により、細菌は生命活動を維持することができなくなるため、繊維表面に存在する細菌の増殖を抑制することができます。電界は繊維の内側で発生しており、外側にはほとんど漏れません。
※抗菌効果とは、菌の増殖を抑える効果のことです。
※使用状況により効果は変わります。

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圧電抗菌性試験

JIS L 1902(繊維製品の抗菌性試験方法及び抗菌効果)の評価方法に準じた試験方法で、村田製作所と共同で開発したピエクレックス社独自の検査装置を使用することで、生地に繰り返し応力を加えた抗菌性試験を可能としています。すべての開発生地において抗菌性を確認しています。

安全性

PIECLEXの電圧は静電気とは異なり、人体が感知することはありません。
※日本食品分析センターにて、細胞毒性、感作性について安全性確認済み。

静電気の感じ方

開発体制

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研究・開発

電気的特性や抗菌機能は村田製作所、生地の色や感触の評価は帝人フロンティアのそれぞれの技術者のよりノウハウを融合することで “でんき(電気)のせんい(繊維)ピエクレックス” の製品化を実現しています。材料や抗菌性能の付与、衣料製品としての快適性から廃棄処理、再利用にいたるまで、環境に配慮し尽くした繊維です。

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商品企画

世の中のトレンドを見極めながら、生活者の皆さまが日常生活の中で気軽に取り入れやすい、“身に着けてみたい、使ってみたい”と思うようなオリジナルアイテムの企画・商品化を積極的に行っています。また、カジュアル・ハイセンスブランドからスポーツ・アクティブブランドまで幅広いブランドとの商品化を進めています。