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企業リリース
大阪・関西万博の舞台でもある泉州地域の伝統産業「泉州タオル」を採用
RFIDを埋め込んだ
「思い出を紡ぐピエクレックスRFIDタオル」
2025年の大阪・関西万博で発売予定
デジタル技術と環境貢献の融合を推進し、持続可能な社会の実現に貢献
2025.03.05
株式会社村田製作所の完全子会社である株式会社ピエクレックス(本社:滋賀県野洲市、代表取締役社長:玉倉大次)は、2025年2月12日開催の「第1回ピエクレックスカンファレンス」(@時事通信ホール)にて、大阪・関西万博の舞台でもある泉州地域の伝統産業「泉州タオル」を採用した、RFIDを製品タグに埋め込んだ「思い出を紡ぐピエクレックスRFIDタオル」を、大阪・関西万博で発売予定であることを発表しました。
本製品は、消費者の皆様が“楽しみながら気軽に環境貢献”できることをコンセプトに、親会社のRFID技術を活用し、ピエクレックスの循環インフラ「P-FACTS」(ピーファクツ)と村田製作所の技術を融合させることで、新たな体験を提供するものです。本格的な社会実装に向けて、大阪・関西万博という未来を先取りする場を活用し、この動きを本格化・盛り上げていくことを目指します。
繊維製品市場におけるRFID技術の活用は、すでに在庫管理やセルフレジなどで実用化が進んでいますが、今回ピエクレックスが提案する「思い出を紡ぐピエクレックスRFIDタオル」は、消費者向けの新たなデジタルエンゲージメント体験を提供します。ピエクレックスは、この技術を通じてデジタル技術と環境貢献の融合を推進し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

本製品の特長
1.NFC対応RFIDタグ搭載
- タオル製品に縫い付けてあるブランドタグに洗濯耐性のあるNFCタイプのRFIDを封入。スマートフォンをかざすことで、特別な情報やプレゼントキャンペーンにアクセス可能。
2.アパレル業界向けのデータ活用
- 繊維製品の回収状況をリアルタイムで把握可能になり、環境意識の高い企業のサステナビリティ推進を支援。
3.純国産の泉州タオルを採用
- 本製品には、大阪府泉南市の泉州タオルメーカーが製造した高品質な純国産タオルを使用。泉州タオルの優れた吸水性と柔らかさに加え、デジタル技術を融合することで、新たな価値を創造。
発表の様子
カンファレンスでは、タオルに縫い付けられたブランドタグにスマートフォンをかざすだけでWebページにアクセスできる実演が行われ、参加者が新しい技術の利便性を実感しました。

泉州タオルとは
泉州タオルは、愛媛県の今治タオル、三重県の高級タオル産地と並ぶ、日本三大タオル産地のひとつです。大阪府泉州地域で130年以上の歴史を持ち、「後晒(あとざらし)製法」による優れた吸水性と清潔さが特徴です。使い始めから水をよく吸い、やわらかな肌触りで日常使いに最適。伝統と技術を活かし、品質の高いタオルを生産し続けています。