ニュースNEWS
ブランドリリース
P-FACTS認証のスタッフウェアを新規採用
"コカ·コーラ" 鈴鹿8時間耐久ロードレースの
スタッフウェアから、サーキットの緑化へ
~ピエクレックス、ホンダモビリティランドとサステナビリティパートナー契約を締結~
2025.07.17
株式会社村田製作所の完全子会社である株式会社ピエクレックス(本社:滋賀県野洲市、代表取締役社長:玉倉大次)は、ホンダモビリティランド株式会社とサステナビリティパートナー契約を締結しました。
今後、ホンダモビリティランドが運営する鈴鹿サーキット(三重県)において、ピエクレックスが推進するアパレルの循環インフラ「P-FACTS」(ピーファクツ)と連携し、カーボンニュートラルかつ持続可能な運営の実現に共同で取り組んでまいります。
本取り組みの第一弾として、2025年8月1日(金)~3日(日)に開催される「“コカ・コーラ” 鈴鹿8時間耐久ロードレース」において、P-FACTSに対応したポロシャツおよびTシャツをスタッフウェアとして提供いたします。
鈴鹿サーキットとピエクレックスが目指す「循環」のカタチ
モータースポーツの聖地として世界的に注目を集める鈴鹿サーキットでは、2030年のF1日本グランプリにおけるカーボンニュートラル実現を目指し、再生可能エネルギーの導入、脱プラスチックの推進、ペットボトルの資源循環、除草材の堆肥化など、多角的な環境施策を展開しています。
中でも「“コカ・コーラ” 鈴鹿8時間耐久ロードレース」では、毎年約1,000着のスタッフウェアが製作されておりますが、開催年やスポンサー名をあしらったデザインの特性上、大会後の再利用に課題を抱えていました。
このような状況を踏まえ、2025年大会よりピエクレックスが推進するアパレルの循環インフラ「P-FACTS」(ピーファクツ)に対応したスタッフウェアを導入。大会終了後は、P-FACTSの仕組みを活用し、回収・分別・堆肥化し、堆肥をサーキット内の緑化や植栽、周辺地域の農業等に活用することで、新たな「循環」の創造を目指しています。また、P-FACTS対応素材の使用により、CO2排出量の削減※1も図ります。
- ※1株式会社ウェイストボックスの調査で、製造から処分までのCO2排出量が石油由来のポリエステルと比較し約41%も少ないことが明らかになっています。
「植物から植物へ」P-FACTSの仕組みを利用したスタッフウェアの循環モデル
- ※2生分解性とは、一定の条件下で水とCO2に分解される性質を指します。国際規格であるISO 14855-1(JIS K 6953-1)規格に準拠しています。
"コカ·コーラ" 鈴鹿8時間耐久ロードレースに新しく採用されたスタッフウェア
本大会の運営に携わる多数のスタッフが着用するユニフォームとして、今年度より、植物由来の“電気の繊維”ピエクレックスを使用し、「P-FACTS」に対応したポロシャツおよびTシャツを、合計約1,000枚提供いたします。これにより、鈴鹿サーキット全体でのサステナブルな運営推進にも貢献してまいります。
ホンダモビリティランド株式会社について
世界的に注目される鈴鹿サーキットでのレースイベントや家族で楽しめるアミューズメント施設の運営に加え、地球環境や社会課題への対応に積極的に取り組み、持続可能な社会の実現を推進しています。