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ブランドリリース 「自然・人・社会が、共に持続するための最適解」を「P-FACTS」で“見える体験”に ピエクレックス、横浜から世界へ循環の輪を拡げる
Team P-FACTS代表構成員として、
“プロジェクト協賛のプラチナパートナー”として参画

2025.11.04

株式会社村田製作所の完全子会社である株式会社ピエクレックス(本社:滋賀県野洲市、代表取締役社長:玉倉大次)は、公益社団法人2027年国際園芸博覧会協会(会長:筒井義信、所在地:横浜市中区)が主催する「GREEN×EXPO 2027」において、同博覧会の魅力づくりに貢献するプロジェクト協賛のプラチナパートナーとして参画することを決定いたしました。ピエクレックスは、共同企業体「Team P-FACTS」(チーム・ピーファクツ)の代表構成員として、循環型社会の実現に向けた社会実証プロジェクトを推進します。
2025年10月29日に開催された「GREEN×EXPO 2027 開催500日前記者発表会」では、Team P-FACTSを代表して代表取締役社長・玉倉大次が登壇しました。

大型プロジェクト協賛 4者 (左から3人目、当社代表取締役社長 玉倉大次)

GREEN×EXPO 2027 プラチナパートナーについて

GREEN×EXPO 2027が掲げる「自然・人・社会が共に持続するための最適解」という理念は、ピエクレックスが推進する循環インフラ「P-FACTS」(ピーファクツ)の目指す社会像と深く共鳴するものです。Team P-FACTS(チーム・ピーファクツ)は、現実社会で循環の仕組みを具体的に示す存在として、協会と連携しながら、会場全体で循環を“見える体験”として発信していきます。プラチナパートナーとして、企画・運営の両面から博覧会の理念実現を支え、共創の輪を広げていきます。

Team P-FACTS(チーム・ピーファクツ)の概要と取り組み

Team P-FACTS(チーム・ピーファクツ)は、株式会社ピエクレックスを代表構成員、株式会社V&A Japanを構成員として結成された共創チームです。今後、P-FACTS(ピーファクツ)の循環における各工程(素材・製造・回収・堆肥化・再資源化など)を担う企業・団体が順次参画し、取り組みを拡大していく予定です。
先日発表した「サーキュラー・ユニフォーム社会実証プロジェクト(PoC)」をはじめ、複数のプロジェクトをGREEN×EXPO協会と共同で準備中です。これらの取り組みでは、来場者が展示や体験を通じて“自然と循環のプロセスを感じ取れる”仕組みを創出します。Team P-FACTSは、GREEN×EXPO 2027を「楽しみながら循環の未来を体験できる場」としてデザインし、会場全体でサステナブルな体験を共有できるよう取り組みをリードしていきます。

横浜市 山中竹春市長との意見交換

今回の発表に先立ち、10月24日(金)には、GREEN×EXPO 2027開催地である横浜市の山中竹春市長と、企業・自治体・市民が一体となった共創のあり方や、地域を基盤とした資源循環の可能性について意見交換を行いました。
ピエクレックスは、今後も行政・企業・地域が連携しながら、GREEN×EXPO 2027の理念である「自然と共に生きる未来社会」の実現に向けて、Team P-FACTS(チーム・ピーファクツ)として活動を推進していきます。

横浜市 山中竹春市長(右)と当社代表取締役社長 玉倉大次(左)

GREEN×EXPO 2027 開催概要

名称 2027年国際園芸博覧会
(International Horticultural Expo 2027, Yokohama, Japan)
正式略称 GREEN×EXPO 2027 (グリーンエクスポニーゼロニーナナ)
開催場所 神奈川県横浜市
開催期間 2027年3月19日(金)~ 2027年9月26日(日)
テーマ 幸せを創る明日の風景 ~Scenery of the Future for Happiness~
博覧会区域 約100ha(内、会場区域80ha)
クラス A1(最上位) クラス(AIPH承認+BIE認定)
参加者数 1500万人(有料来場者数:1,000万人以上)
公式サイト https://expo2027yokohama.or.jp/


公式マスコットキャラクター
「トゥンクトゥンク」

「P-FACTS」(ピーファクツ)について

当社が推進する循環インフラ「P-FACTS」(ピーファクツ:PIECLEX FAbrics Composting Technology Solution)は、植物由来の繊維製品を使用後に回収し、堆肥化を通じて再び自然に還すサーキュラー・テキスタイル・インフラです。
「着るだけ、使うだけ」で誰もが循環に参加できる未来を目指し、すでに複数の自治体・企業・教育機関と連携して社会実装が進んでいます。対応製品には「P-FACTS認証マーク」が付与され、堆肥化によって新たな植物を育む循環の象徴として機能しています。

  • P-FACTS 認証マーク
    繊維が堆肥となり、新たな植物が芽吹く様子をデザインしています。