堆肥化

燃やさず、捨てず、土に還す。
衣類の「その後」に、責任を持つという選択

「着たあと」まで、設計されていますか?
多くの服は、使い終わると「燃えるゴミ」として焼却されます。
でもピエクレックスは違います。
使い終えたその先――
堆肥として土に還り、再びいのちを育む素材なのです。

原料は植物由来、
自然のしくみに戻れる繊維

ピエクレックスの主原料は、トウモロコシの非可食部などからつくられる植物由来のポリ乳酸(PLA)。
この素材は、特定の条件下(温度・湿度・微生物)で分解されます。
つまり、“つくる”こと、“着る” こと、“地球に還す”ことが、ひとつの円でつながっているのです。

数ヶ月で、堆肥へと還る

ピエクレックス製品は、P-FACTS 対応の回収ルートを通じて、コンポストに集められ、数ヶ月程度で完全に堆肥化されます。

安心・安全の分解品質

  • JIS K 6953 準拠(生分解性評価試験)
  • 重金属・有害物質の溶出なし
  • 得られた堆肥は、農地・花壇・敷料などに活用可能

現場で進む“堆肥化の社会実装”

鴨志田農園との連携、自動化技術、畜産への展開

ピエクレックスの堆肥化は、理論だけでなく現場での実践と地域連携の中で進化しています。

鴨志田農園 × ピエクレックス:完熟堆肥への挑戦

東京都三鷹市にある・鴨志田農園では、コンポストアドバイザー鴨志田純さんと連携し、ピエクレックス繊維を高品質な完熟堆肥へと仕上げる取り組みが進行中。

  • 定温・含水比・撹拌の適正管理によって数ヶ月で分解完了
  • 嫌なにおい抑制、土壌残留なし
  • 「繊維から生まれた堆肥」として、農業利用・教育利用も想定

ヤンマーと連携:堆肥化の“自動化”にも挑戦

回収された衣類をスムーズに堆肥化するには、工程の省力化・効率化が重要です。
ピエクレックスは、ヤンマー社などと連携し、

  • 衣類の粉砕・混合・撹拌プロセスの自動化
  • センサーを活用した温度・湿度・酸素量の管理
  • 地域ごとの「処理キャパシティ」に応じた小型装置展開

など、“まわしやすい堆肥循環”の設計にも取り組んでいます。

畜産への展開:敷料(しきりょう)としての再利用を実証実験中

完熟堆肥としてだけでなく、牧場における「敷料(しきりょう)」として活用するための実証実験も始まっています。

  • 繊維の吸湿性を活かし、牛舎での床材として試験利用
  • 使用後は、糞尿と混ぜて再度堆肥化という多段循環が可能
  • 地域畜産業の資源循環強化にもつながる

「衣類が堆肥になる」ことで、
地域が変わる

ピエクレックスの堆肥化は、ただ分解する技術ではありません。
それは、「服」が地域の農業・教育・環境・経済に価値を循環させる仕組みそのものです。

まとめ

衣類が“使われたあと” に、新しい命を育てる

  • 植物由来の繊維で、土に還る設計
  • 完熟堆肥化で、農業・畜産・教育現場にで再利用可能
  • 回収から処理・活用まで、地域と共に構築できるスキーム

ピエクレックスは、
服の「その後」まで考える素材。
そしてそれを社会の中で本当に機能させていく
実装力を持っています。