サステナビリティSUSTAINABILITY
ピエクレックスが
環境貢献に取り組む理由
ピエクレックスは、現代社会に求められる環境責任を果たすため、「脱炭素社会の実現」と「アパレルのゴミ問題」の解決に向けて積極的な取り組みを始めます。
現在、衣服の製造プロセスでは1着当たり25.5kgのCO2が排出されています。さらに、アパレル産業は他の産業に比べて廃棄物が多く、1年間で手放される衣類の約65%、約51万トンが焼却や埋め立て処分されています。
この問題の背景には、衣服が綿などの自然素材とポリエステルなどの石油素材などを組み合わせて作られていること、そして消費者やごみ処理施設において適切な処分が難しいこと、さらにファッションの短サイクル化が挙げられます。
地球にも私にもやさしい
ピエクレックス
ピエクレックスは、トウモロコシやサトウキビなど植物由来のポリ乳酸を原料としており、微生物によって分解される生分解性もあるため、カーボンニュートラルに貢献できます。また、ピエクレックスは抗菌剤を一切使用しておらず、繊維自体の機能性で抗菌するため安心してお使いいただくことができるとともに、環境へ負荷をかけない地球にも私にもやさしい繊維です。
尚、ピエクレックスは、自然界でCO2を吸収していた植物を原料とする繊維のため、CO2の総排出量が石油由来の繊維より低減されます。第三者機関に効果検証を依頼した結果、ピエクレックスの製造から処分までのCO2排出量は、石油由来のポリエステル素材(PET繊維)と比較して約41%も少ないことが明らかとなっています。
誰もが気軽に環境貢献を感じられる
循環インフラ「P-FACTS(ピーファクツ)」
ピエクレックスは、ファッション業界の作り手だけでなく、使用者である消費者の皆さまにも、気軽に取り組んでいただける環境貢献のしくみである循環インフラ「P-FACTS(ピーファクツ)」の構築を推進しています。それは、長く使い続けていただける衣服づくりや、長くご愛用いただいた後の回収から、林業や農業での利活用を目的とする堆肥化まで、植物から生まれた繊維が地球に還るまでの循環全体に責任を持ち、透明性ある仕組みです。この取り組みの輪を大きく広げていくことで、環境責任を果たしていきます。
P-FACTS